NEWS 新着ニュース
代わりに最後の2戦、スペインとGBに集中
土壇場の交渉がまとまらず、ペター・ソルベルグがオーストラリア出場を断念
2009/8/9
元ワールドラリーチャンピオンのペター・ソルベルグ(プライベーター)は、今日の午前中、次戦レプコ・ラリー・オーストラリアでのドライブに関する間際の話し合いが決裂し、同イベントに出場しないことを発表した。
この決定により、数週間にわたって飛び交っていた、ソルベルグが同イベントに出場するか否かをめぐるさまざまな憶測に終止符が打たれた。シーズン全12戦中10戦目の今年のラリー・オーストラリアは9月3日にスタート。初めて同国東海岸で開催される。
昨年末にスバルが世界ラリー選手権(WRC)から撤退し、SUBARUワールドラリーチームでのシートを失ったペター・ソルベルグは、2009年に入ってから1戦を除く全てのラウンドに、プライベーターとしてシトロエン・クサラWRCで出場。現在、ドライバーズ選手権6位につけている。
オーストラリアの予定は、今日のエントリー締め切りぎりぎりまで未決定だったと、ソルベルグはwrc.comに語った。「オーストラリアに行くかどうかは、シーズンの成り行き次第だといつも言ってきた。私がまだ選手権の3位争いをしているなら、おそらく(オーストラリアに)行っていただろう。ところが実際は、このところ少し運が悪かった」
ソルベルグは加えて、「フィンランドでは、(オーストラリアに)行かないと決めた。だが昨日、行く話が再浮上したかに見えた。ある人が私に出場してもらいたいということだったので、エントリーを提出した。これ以上詳しいことは言えないが、残念なことに、今日、その契約は実現せず、エントリーを取り下げた。これまで話がかなり堂々巡りになった」と語った。
ソルベルグは、スペインと英国で行われるシーズン最後の2ラウンドには出走する予定だと話した。だが、マシンは必ずしも現在使用している2006年仕様のクサラになるとは限らないと言う。「まだ何も確定していないが、スペインとGBで何か違う事ができるかもしれない。この2戦に特別な努力を注げるような何かだ。そこそこの状態で3戦を戦うより、しっかりと2戦を戦いたい」
先日のフォードとシトロエンによる発表は、しばらくの間、両チームのシートに空きがないことを示唆していたが、将来に関してソルベルグは、再びマニュファクチャラーとの契約を確保する可能性について、これまで通り楽観的であると語った。「多く(のマニュファクチャラー)が関心を持っているが、まだ誰も準備ができていない。しかし、2011年には何かがあると確信している」
ソルベルグは、自身の2010年の計画はまだ臨機応変な対応が可能で、手に入れることのできるマシンによって決まる部分が大きいと語った。「実は、今年は予想よりうまくいった。だが、もう一度プライベーターとして戦うなら、タイトルを争えるチャンスがなければならない。最新の装備で戦えるなら、もちろん戦う。でも、最新の装備を手に入れられないなら、戦わない」




