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2009年ギリシャ:ミッコ・ヒルボネンが優勝

最高の10ポイントを獲得し、自身のタイトル争いを軌道に戻す

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2009年ギリシャ:ミッコ・ヒルボネンが優勝
2009/6/14

2009年世界ラリー選手権(WRC)第7戦アクロポリス・ラリーは、フォーカス RS WRCに乗るBPフォード・アブダビのミッコ・ヒルボネンが、シーズン一の厳しいコンディションの中を完ぺきに走り抜いて勝利を手にした。

28歳のフィンランド人ドライバー、ヒルボネンは、大差で迎えた日曜日の5ステージをトラブルなく走り、2位のセバスチャン・オジェ(シトロエン・ジュニア)に1分12秒9の差を付けてフィニッシュした。

この勝利は、ヒルボネンにとってWRC通算8勝目で、2008年ラリージャパン以来となる優勝。今季これまで4度2位に終わっているヒルボネンが、今回の優勝によって10ポイント獲得したことで、シトロエンのセバスチャン・ローブとのドライバーズタイトルをめぐる争いに再び火がついた。

2戦前のアルゼンチンが終わった時点で、ポイントランキング2位のヒルボネンはトップのローブに20ポイントの差をつけられていた。しかし今回、ヒルボネンは、自ら最高ポイントを獲得したうえに、ローブが土曜日にリタイアしたため、その差を7ポイントまで詰めた。路面の掃除役を担う羽目になった土曜日の朝は危うい立場に置かれていたかに見えたヒルボネンにとって、見事などんでんがえしとなった。

「最初はとても厳しそうに見えたが、結局うまくいった。完ぺきな週末だった」と、ヒルボネン。「ミスもパンクもせず、賢い走りだった。このイベントの前に、トラブルなく走りきれば大丈夫だと思っていた。チームにとって素晴らしい結果だ。これで、また勝負に戻った。これ以上のタイミングはない」

今回、WRC自身初ポディウムを獲得したオジェも、好結果を祝った。「パーフェクトだ。この週末は守ることに専念した。ミスをしなかったし、マシンとタイヤを傷めないようにした。週末を通して1度パンクがあっただけで、マシンは絶好調だった。私にとって最高の結果だ」

ヒルボネンのチームメイト、ヤリ-マティ・ラトバラ(フォード)が、C4を駆るオジェと32秒1差の3位でフィニッシュした。金曜日にコースオフを喫してからの、目覚ましいばん回劇だった。ラトバラの努力により、フォードはマニュファクチャラーズ選手権で最高の18ポイントを獲得。ラトバラ自身も、デイ1の大失敗で失ったチームの信頼をいくらか回復することができた。

「あっという間に事態が一変することもある」ラトバラはにやりと笑った。「この結果を出すことが、私にとっては重要だった。これで、シトロエンに対抗できる可能性が大きくなった。2戦連続してポディウムに上がれたのもいいことだ。この後のポーランドとフィンランドは、チームにとっても私にとっても大事なので、もっといい結果を出したい」